「英検前日にすることはあるかな?」
「明日は英検…全く勉強してないけど対策ないかな?」
こんな疑問に回答します。
育休中に英検1級に合格したワーキングマザーのココです。
英検の前日って緊張してなんともいえない気持ちになりますよね。
特に思うように対策ができていない…と感じているときこそ、
「ああ…あした英検の試験会場行きたくないな…いっそもう行くのやめようかな…」
なんて気持ちになりませんか?
この記事では、英検を受験するのが後ろ向きな人に、少しでも前向きに受験会場に向かってもらうための方法、さらに合格に繋がるおトク情報もまとめました。
合格・不合格になるかは受験するまでわかりませんが、当日、受験会場にいかなければ確実に「不合格」になってしまいます!
あまり知られていないことですが、英検は前日でもできることが意外に沢山あります!
試験直前にこの記事にたどりついたあなたはラッキーです。
ぜひこの記事の内容をいかして、試験合格の一歩を踏み出してくださいね!
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英検前日にすること
まずはまだ時間のある前日にすることをまとめました。
【英検前日にすること】試験会場にいくという決意をする!
まずは試験会場になにがなんでもいく!という決意をしましょう。ただ、頭ではわかっていても、感情がついていかない時もありますよね。
そんな時の知っておくべき情報・対策をご紹介します。
【英検前日にすること】毎年値上げされてる試験代の事実を知る
社会人など、ご自身で試験代を払った人は、これ必読です。
意外に気づいていない方もいらっしゃるかもしれませんが、ここ数年、英検は徐々(?)に受験料を値上げしています。
2018年 | 2019年 | 2020年 | |
1級 | 8400円 | 9500円 | 10300円 |
準1級 | 6900円 | 7600円 | 8400円 |
2級 | 5800円 | 6500円 | 7400円 |
このように、英検は少しずつ受験料が上がっており、2020年、英検1級の受験料は1万円を超えました!
値上げの理由としては、
- 受験者増加に伴う会場費、人件費の増加
- 情報管理、品質強化のためのセキュリティ強化
※2020年度実施 検定料改定のお知らせより抜粋
などが挙げられています。
あくまで推測ですが、今後も値上げの傾向は続く…のではないでしょうか?
とおもうと、今回の受験が一番安価に受験できる最後のチャンスかもしれません!
試験代を無駄にしないためにも、今から試験会場にいくまでの準備をすこしずつ進めていきましょう。
【英検前日にすること】まずは受験票を準備!
受験票は準備できてますか?
英検の受験票には3級以上は写真が必要です。
意外ですが、スナップ写真でも規定の条件を満たしていたら可能です。
最近ではスマホで撮影したものをコンビニで印刷もできちゃいます。
写真の準備に焦ってる方は「英検の写真サイズは?試験前に焦ってる方はアプリとコンビニ印刷ですぐ解決!」の記事をチェック!
当日は焦ってしまうので、受験票の準備「必ず」前日にすませておきましょう。
【英検・前日】持ち物チェック
続けて持ち物チェックです。
- 一次受験票兼本人確認票(1〜3級)
- 身分証明証(1〜3級)
- HBの黒鉛筆・シャープペンシル
- 消しゴム
- 時計(スマホ・携帯ダメ)
- うわばき(受験票で必要有無をチェック)
- 防寒用の服(羽織るものなど)
- ハンカチ・ティッシュ
- 薄いクッションなど(学校が会場の場合、椅子が硬くて腰が痛くなる人向け)
中でも「えんぴつ」は必須アイテム。
というのも、英検試験はほとんどがマークシート式になっています。
受験級が上がれば上がるほど、英検は時間との勝負に。
シャープペンでマークするのと、鉛筆でマークするのどちらが早いかは一目瞭然ですよね。
そういった1秒1秒の積み重ねがめちゃめちゃ大事です。
【英検前日にすること】試験会場までの行き方をチェック
受験級があがればあがるほど、試験会場が遠方になったりします。
試験会場には、試験受付時間の1時間前には到着しておきたいところ。
受付開始 | 到着理想時間 | |
午前の部 | 8:30ごろ | 7:30 |
午後の部 | 12:40ごろ | 11:40 |
なぜなら、英検ってTOEICとちがって、座る座席が決められていないんです。
なので、到着した人から教室内の好きな席に座れることがほとんどです。
ベストポジションを確保するためにも、試験会場にははやめに到着しておきましょう。
【英検前日にすること】合格ラインを知る
英検は合格と不合格しかありません。
なので、全ての問題を正解する必要はなく、最低合格ラインすれすれでもOKです!
途中でわからない問題が出てきても、最低何割り解答できれば良いというのを知識として知っておけば、わからない問題に無駄に時間を費やすことなく、効率的に試験を進めることができます。
ちなみに英検1級〜2級までの合格点、基準は以下の通り。
合格点/満点 | 合格ライン | |
1級 | 2028/2550 | 80% |
準1級 | 1792/2250 | 80% |
2級 | 1520/1950 | 78% |
英検では、統計的手法を用いてスコアを算出しているため、明確に「何問正解して合格!」とはいえません。
ただ比較的、上記の合格ラインより素点ベースの正解率が少なくても合格するパターンも多いのが実感です。
いずれにしても、上記の合格ラインも知ってると知らないとでは、試験に向かうモチベーションも変わってくると思います。
英検1級のギリギリ合格ラインの体験談について知りたい方は「英検1級のギリギリスコアの試験結果画像を公開!」を参考にしてください。
【英検前日にすること】解答する順番を考える
問題を解答する順番も事前に決めておきましょう。
これは好みの問題もありますが、悩んでいる方には、合格する確率を少しでもあげるために、
- ライティング
- 大問1
- 大問2…
の順番をオススメします。
なぜなら、
- 試験開始直後はまだ脳が元気!その時に、創作力が問われるアウトプット作業(ライティング)をもってきてライティングの質をあげる。
- マークシートは最悪時間がなくなっても、塗りつぶせば正解する可能性が25%ある(1/4の確率)
だからです。
ただし、英検1級のライティングに関しては、最大25分しか時間をかけない、と決めています。
【英検前日にすること】時間配分を考える
解答時間の時間配分も考えておきましょう。
英検1級の場、リーディング問題は100分です。
わたしは1級受験時、以下の時間配分で解答するのを心がけていました。
ライティング | 25分 |
大問1 | 13分 |
大問2 | 12分 |
大問3 | 50分 |
あくまで目安ですが、長文問題の大問3には50分程度残せるように、大問1,2で調節していました。
もし、時間があまれば、リスニング問題の先読みをしておきます。
【英検前日にすること】ライティングのテンプレだけ頭に入れる
ライティングは、合否の結果を左右する非常に重要なセクションです。
あまり大きな声ではいえないですが、正直、英検のライティングの採点は比較的甘め…。
なので、とりあえずなにか文字・文章を書くことがめちゃめちゃ大事なんです。
まずはテンプレだけでも頭に入れておきましょう。
代表的なテンプレはこちらです↓
これだけ頭に叩き込んでください。
あとは当日思いついた自分の意見を知っている単語でなんとか表現してみましょう
今からライティング対策本とかよんじゃうと、レベルが高すぎる回答に怖気付いてしまうのでみないようにしましょう。
解答例レベルの英文でなくても合格は十分狙えます。
【英検前日にすること】夜更かししない
釈迦に説法ですが、寝不足で試験日のコンディションがわるくなると合否にも影響します。
いろいろ悩むことはあるかもしれませんが、英検の試験は長丁場です。
上記の準備が終われば早々にお布団に入るようにしましょう。
英検当日にすること
ここからは当日でもできることをご紹介します。
【英検当日】リスニングの音になれる
これは実際私がしていたことですが、英検当日は、朝起きてから、会場に着くまでずっと英検過去問のリスニング音源をひたすら聞いていました。
これは、ナレーターの声に慣れるためです。
英検のリスニング問題は、あまりクセがなく、ナレータの種類も少ないんです。そのため、ナレーターの声に慣れることで、リスニング問題に対処しやすくなります。
特に、リスニング対策があまりできていなかった人ほどこれは有効に働きますよ。
【英検当日】大問1が一番難しいことを知っておく
この事実は意外に知られていないのかもしれませんが、英検はどの級も大問1が比較的級のレベルに対して難しく作られています。
大体英検対策を十分にやっていない人ほど「ああ、こんな難しいの無理だ…」とこの初めの難問で心が折れます。
大問1は全てわかれば素晴らしいですが、「はずれを探して正答率をあげる」ぐらいの気持ちでやるほうがメンタル的にも健全でいられます。
語彙選択の選択肢4つのうち、2つでもはずれを探せれば、しめたもの。
これぐらいの気持ちで取り組みましょう。
【英検当日】試験会場にははやめにつく
英検の会場は座席が決められておらず、振り分けられた教室内では、基本的にどこにすわっても良い場合が多いです。
そのため、早く受付をすませて、リスニングが聴き取りやすい席を陣取るだけで。かなり有意に試験を進められます。
座る席は好みがあると思いますが、わたしはできるだけ周りに人が少ない方がうれしいので、四隅のこの位置がスキです。
\ わたしのスキな席 /
【英検・前日】まとめ
英検前日にすること
- 試験会場に行く決意をする(試験代は毎年値上げ、今が一番安い!)
- 合格ラインを知る。大体2割りは捨てれる!(1〜2級)
- 解答する順番・時間配分を考える
- ライティングのテンプレだけ叩き込む
英検当日にすること
- 試験会場まではひたすら過去問のリスニング
- 大問1で心が折れない
- 試験会場に早めについて良い席を陣取る
英検受験の当日・前日でもまだこんなにできることがあります。
最後にもう一度いいますが、英検には合格・不合格しかありません。
ぎりぎり合格でも、合格すればそれで OKなんです!
いろいろ対策できなくても、直前対策で試験会場に向かえば合格する可能性は十分に残されています。
みなさん直前まであきらめずに頑張ってください!
\英検1級、準1級に次こそ合格したい人/
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\ 英検受験当日・前日にオススメな記事 /