「英検1級の一次試験に合格した人の勉強内容を知りたい」
「毎日忙しくて時間が取れないけど、英検に合格したい」
こんな悩みを持つ方向けに記事を書きました。
私は、2019年10月の英検一級の一次試験(筆記)に合格しました。
現在は第2子の育休中。
昼間は長男を保育園に預けることができるのですが、次男の面倒を見ながらの生活なので、まとまった時間はなかなか取れません。
そのため、座って勉強することはほとんどしておらず、すきま時間のながら勉強しかしていませんでした。
そんな私でも、念願の英検一級の第一関門を突破することができました。
この記事ではこんなことをまとめています。
この記事の内容
- 英検一級合格に使用したテキスト&勉強法
- わたしの合格点詳細
- 合格に繋がった行動
私の体験記で同じように勉強されている方の参考になれば幸いです。
\英検1級、準1級に次こそ合格したい人/
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\リーディングの強化に/
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目次
【育休中の英検一級勉強法】使用したテキストや教材
テキスト関係
育児中の勉強だったので、使用するテキストは絞りました。いずれも英検一級だと定番どころのものですが、他にも英字新聞を継続購読していました。
試験全般
【音声アプリ・ダウンロード付き】2019年度版 英検 1級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)
もうこれはど定番、公式過去問集です。3年前に勉強したころと比較すると、スマホで音声が聞こえるようになったなど、ユーザビリティが上がっています。
ライティング対策
(MP3音声無料DLつき)最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇
これもライティング対策のど定番テキストです。
旺文社が発行する公式分(英検分野別ターゲット英検1級英作文問題 改訂版 (旺文社英検書))もあり、こちらは2017年に改定されたようです。
ただわたしはあえて使用している体験談の多いこちらを購入しました。
英単語対策
こちらもど定番の単語テキストですね。最近はジャパンタイムズが発行しているものもありますが、わたしは以前から馴染みのあるこちらのテキストにしました。
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英字新聞の購読
上記テキストに加えて、産休に入ってから英字新聞の購読を開始しました。
The Japan News
まず一つ目は読売新聞発行のThe Japan News
選んだ理由は
- 毎日発行であること(強制力がでる)
- 翻訳コンテストのコーナーが好き
- Editorial(社説)コーナーが精読に向いているからです。
詳しくはこちらも紹介しているのでどうぞ。
-
【英検一級の単語対策にも】リーディング強化にThe Japan Newsをおすすめする理由
続きを見る
The Japan Times Alpha
The Japan Times Alphaは英語学習者なら誰でも知っているThe Japan Timesが発行する、英語学習者向けの週間発行の新聞です。
こちらは英検一次試験の受験後に購読を開始したのですが、非常に内容が長けていて、個人的には英検対策にも使えると思います。非常にオススメ。
こちらに内容をまとめています。
-
【The Japan Times Alpha】初めての英字新聞の購読はこれ!
続きを見る
\時事問題もまとめて網羅できる/
▲日々の生活に取り入れやすいボリューム▲
【育休中の英検一級勉強法】テキストをどの程度やり込んだか?
上記教材のみを使用して今回は英検一級に挑みました。試験当日までどこまでやり込んだか正直に公開しますね。
テキスト | テキスト内容 | 達成度(あくまで主観) |
英検1級でる順パス単 | A | 80% |
B | 50% | |
C | 10% | |
熟語 | 40-50% | |
過去問全問題集 | 2018年度2回目分(+テキスト外の直近の過去問も実施) | 自宅で模擬試験実施、間違えたのだけ復習 |
英作文問題完全制覇 | Chapter1(傾向説明) | 数回読んで傾向を理解 |
Chapter2(例文) | 途中であきらめてほとんど見てない | |
Chapter3(実践) | 2問ほど実践形式で実施 | |
The Japan News | Editorial | 週3-4記事分を精読 |
まず、単語に関しては80%理解に達していたのはAのみです。
特に試験前の最後の2週間は、でる度Aと熟語分のみしかしないと決めました。
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過去問に関しては、テキストに乗っていない直近の過去問と、テキストにのっていた2018年2回目分のみを実施。
ライティングに関しては、まず傾向と合格のポイントを確認した上で、あとは実践練習を数回したのみでした。
リスニングに関しては、気分展開に、NHKラジオを聞く程度としていました。
上記教材をすべて網羅するのは難しいと感じたので、一日のなかでどの分野に優先度をおくか決めていました。
わたしの場合は、単語の定着とリーディングでした。
毎日少しでもいいから単語帳に触れる
英字新聞を読んで英文に触れる機会を増やす
この二つに優先度を置いて、とにかく英語に触れる機会を増やすようにしていました。
\時事問題もまとめて網羅できる/
▲日々の生活に取り入れやすいボリューム▲
【育休中の英検一級勉強法】勉強を継続する工夫
育児をしながらの勉強だったので、勉強するまでの敷居を可能な限り低く、更には教材の細分化を意識していました。
例えば、テキストは基本すべて、解体して小分けにしました。
あとは、シャドーイング、記事や英文の音読、アプリの活用など、子育てしながらでもできる勉強方法を増やしていきました。
育休中ママの英検一級一次試験の合格結果を公開
今回のわたしの一次試験の合格結果は以下の通りです。
Reading | 648/850 |
Listening | 673/850 |
Writing | 725/850 |
合計 | 2046/2550 |
今回の合格基準は2028点でしたので、本当にギリギリの結果です。
ライティングの出来がイマイチだと思っていたので、このライティングに助けられた結果には正直驚いています。
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【育休中ママの英検一級の勉強法】合格に繋がった行動
単語の暗記と英字新聞リーディングの併用
単語の暗記は早くから取り組んでいましたが、同じタイミングで英字新聞の購読を始めたのは非常に良かったと思います。
The Japan NewsのEditorialでは時事問題が取り上げらるのに加え、英検一級で出てくる単語がよく出てきます。
新聞記事で暗記した単語が出てくることは単語の定着にもつながり非常に助かりました。
あと試験ではリーディングの時間が100分と長時間英文に触れることになるので、毎日英字新聞を読むことで英語筋肉が鍛えられていたことも良かったのかもしれません。
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ライティングは必要とされている文字数を書き切った
正直ライティングは今何を書いたかも思い出せないくらい内容がボロボロです。
論理的でも一切ないと思います…
ただ必要とされている文字数は必ず書ききるようにしておきました。
おそらくですが、英検は落とす試験ではないので、何か英文を書いておけば、試験管の人がどこか良い部分をポイントにつなげていってくれるのでは…ということを期待していました。
もしかするとそれが良かったのかもしれません。
とりあえず書くことが思いつかなくても、なんでも良いので書きましょう。
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当日早めに会場に到着し、リスニングしやすい席をとった
リスニングの対策は、ほとんどできていなかったので、当日早めに会場に到着し、少しでもリスニング環境のいい場所をとるようにしていました。
ちょっとしたことかもしれませんが、会場によっては廊下側で、外の音が気になったりなどあるみたいなので、良い場所で試験を受けるに越したことはありません。
試験直前まで過去問のリスニングを聞きまくり、リスニング問題の声に慣れておくようにした
前述の通り、リスニング対策はほとんどできていなかったので、試験の声になれるべく、唯一一度解いた過去問のリスニング教材を行きの電車の中でずっと聞き続けていました。
これでリスニングも少し冷静に受けることができました。
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【育休中ママの英検一級勉強法】まとめ
試験日までに納得いくまで勉強していない状態でしたが、試験当日は何が起こるかわからないとの思いで最後まで諦めずに試験に挑みました。
ただ受験直後は本当に落ちたと思っていたので、今での合格した事実に驚いています…。
ただ日々少しずつでも英語のインプット量を増やしていたおかげがこの結果に繋がったのかなと思っています。
この記事が今勉強されている方の参考になれば幸いです。
\英検1級、準1級に次こそ合格したい人/
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