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英検1級をTOEICに換算すると?何点取れる?2つの試験の違いを徹底解説!

2020-02-04

英検1級をTOEICに換算すると?

https://shimom.net

「英検1級に合格したらTOEICで何点ぐらいとれるんだろう?」

こんな質問に回答します。

 

先に結論から言うと、わたしは英検1級合格後に受験したTOEICでは「920点」という結果でした。

 

上記のとおり、「TOEIC900点台後半は取れるかな…」なんて甘く考えていたので結構凹みました。

 

英検1級と聞くと、「TOEIC満点取れるぐらいなんじゃ…」と思うかもしれません。実際、わたしも今回TOEICを受験するまでは、「英検1級に合格すれば、TOEIC990点なんてお茶の子さいさいだわ」と頭の片隅で思っていました。

 

しかし、英検とTOEICは、全く異なる試験。問題形式や評価内容も全く違います。

 

ココboys
言い訳かよ!!

 

平たく言うと

  • 英検「アカデミックの内容含む、社会性のある内容全般」
  • TOEIC(L&R)「ビジネス・日常会話全般」

に対応することができるかが問われます。

 

全く違う試験でもあるため、英検1級を取ったからといって簡単にTOEIC990点が取れるわけでもありません。

 

今回両方の試験を受験して実感したことは、しっかりと両方の試験の違いを理解して、そのための対策を行う必要がある、ということです。

 

今回は、英検1級に合格し、現在TOEIC990点を目指しているわたしが、両方の試験の違いと、英検1級合格した場合のTOEICのスコアレベルについて、実体験も交えて詳しく解説します。

 

【英検1級とTOEIC】そもそも2つはどんな試験

両試験についてご存知の方も多いと思いますが、今一度、2つの試験の概要について把握しておきましょう。

英検1級の概要

英検とは「実用英語技能検定」の略称で、日本英語検定協会が主催する、日本国内で通用する英語の試験です。

 

ココ
文部科学省が後援の国のお墨付きの試験です。

 

英語に関する試験の中では、日本ではもっとも長く使用されているもので、中でも英検1級は最高の級になります。

 

英検1級の審査基準は、

「広く社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用することができる。」

とされています。(英検1級 各級の審査基準より)

 

読む、聞く、話す、書くの4技能が問われ、各技能の試験の審査内容は、以下;

読む:社会性の高い幅広い分野の文章を理解することができる。
聞く:社会性の高い幅広い内容を理解することができる。
話す:社会性の高い幅広い話題についてやりとりすることができる。
書く:社会性の高い幅広い話題についてまとまりのある文章を書くことができる。

 

英検1級(一次試験)の試験時間は135分と長丁場。

 

この筆記試験(リーディング、リスニング、ライティング)に合格すれば、二次試験の面接に進むことができます。

 

英検1級に合格できるギリギリラインについて知りたい方はこちら↓

「英検1級の合格点は?素点だと?ギリギリスコアの試験結果画像を公開! 」

 

試験に取り扱われる内容、題材などは少しアカデミックな題材や、日常的な内容が使用されます。

場面・状況 家庭、学校、職場、地域(各種店舗・公共施設を含む)、電話、アナウンス、講義など
話題 社会生活一般、芸術、文化、歴史、教育、科学、自然・環境、医療、テクノロジー、ビジネス、政治など

※1級の試験内容

英検上では、英検1級のレベルとして「大学上級程度」と記載がありますが、実際の試験は、それより少し難度が高い印象です。

 

英検一級は日本国内でしか通用しないものですが、国内では老若男女問わず一番認知されている試験。

 

そのため、「英検一級に合格した」と言えば「英語がすごいできる人なのね!」と一般ウケは抜群に良いと思います。

TOEICの概要

TOEICは「国際コミュニケーション能力テスト(Test of English for International Communication)」の略称で、日本を含む150ヵ国で実施されている民間試験です。

 

ココ
中でも日本・韓国・タイなどのアジア圏でメジャーなイメージですね。

 

英語によるジネスコミュニケーション力を測定するための試験として利用されています。

 

TOEICは皆が同じ試験を受験し、スコアで英語の出来が評価されます。英検のように合否判定はなく、英語力を測定するための試験です。

 

試験は二種類に分かれており、リスニング&リーディング力を測定する「Listening & Reading Test」、スピーキング&ライティング力を測定する「Speaking & Writing Test」があります。

 

一般的にはリスニング&リーディング力を測定する「Listening & Reading Test(L&R)」が広く認知されていますね。L&Rの満点は990点。

 

TOEICで高得点をとれば「英語ができる人」として認知されますし、就職活動や転職活動でもTOEIC高得点者は英語ができるアピールになったりします。

 

昇進や駐在の条件にTOEICスコアが規定されている企業もあったりなど、昨今では、英語力を測定する試験としては一番メジャーなものです。

 

ココ
今回は、受験者も多く、広く認知されている、L&Rの試験をベースに話を進めていきます。

 

【英検1級とTOEIC】2つの試験の違い

では具体的に、2つの試験の違いについて、様々な角度から解説したいと思います。

【英検1級・TOEIC】リスニングの違い

英検1級 TOEIC
問題数 27問 100問
試験時間 35分 45分

数字だけでみるとTOEICのほうが問題数も多く大変そうなイメージですね。

 

正直なところ、どちらの試験のリスニングも、かなりの集中力が求められるので、受験時の疲れ度合いは、いずれも同じくらいです。

 

ただ、以下の点で、英検1級とTOEICでは違いがあります。

TOEICは問題数多!テンポよく回答を進める必要がある

英検では最長3分半のリスニング題材を聞いて回答する問題があるのに対し、TOEICでは長くても1問30〜40秒/問です。

 

英検1級はしっかり腰を据えて一問一問解いていき、TOEICは短い問題をテンポよくどんどん数をこなしていく試験、そんなイメージです。

 

TOEICで高得点をとるには、問題の先読みが必要なのですが、受験された方の感じるTOEICあるあるは、

  1. 問題の途中で聞き取れなくなってあせる
  2. 「え、今なんて言ってたの?」
  3. 「そもそも最初の問はwhatっていってたのかな?whereて聞いてたんやっけ?ああ…思い出せない」
  4. 「うーん…選択肢どれにしよう…」
  5. とか考えている間に、次の問題のスクリプトが始まる
  6. 次の問題の先読みができずグダグダ…
  7. この状態が数問続く

なんてことがよくあります。

 

ココ
受験中は緊張してるからなおさら…

 

TOEICでは英検以上にわからなかった問題は潔く諦めて、どんどんテンポよく進めていく必要があります。

 

メンタル的に鍛えられる試験ですね。

TOEICは英語のアクセントの種類が多い

英検と比較し、TOEICのほうが英語のアクセントの種類が多いです。

 

TOEIC:アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリア

英検:アメリカ・イギリス

 

両方の試験を受けた経験から言うと、英検のほうが、癖がなく、綺麗でわかりやすい英語です。

 

リスニングが得意な方は、英検の英語のほうがわかりやすいと感じると思います。

 

わたしは未だにTOEICのイギリス・オーストラリア英語が苦手で、リスニング問題ででてくると毎度身構えます。

 

英検もTOEICも取り扱う題材が異なる

英検は日常会話に加え、普段馴染みのないアカデミックな内容も含まれますが、TOEICはビジネス・日常会話がメインです。

 

社会人の人にとってはTOEICのほうが、若干とっつきやすいイメージではないでしょうか。

 

英検1級に関しては、普段仕事で英語を使用している人も、英検1級用の語彙の対策をしないと、わからない単語が多く聞き取れない…なんてことは余裕でおこりますが、TOEICの語彙レベルはそれほど難しくはありません。

 

ただ、TOEICはTOEICによく出てくる単語というのが存在します。

 

Part1のリスニングでは

「cast a shadow(影を落とす)」

「be propped up against(〜に立てかけられている)」

といった、TOEIC高得点者でも勉強しておかないとつまずく表現がよく出てきます。

 

 

TOEICだから語彙力強化は不要…ではなく、高得点を狙うのであれば、TOEICにはTOEICにあわせた語彙力強化が必要です。

 

わたしは現在この単語帳をコンプするべく毎日頭に耳に刷り込んでいます。

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面白いぐらいに本番でも模試でも掲載されている単語がでてきますし、英検1級に合格しても知らない表現がでてくるので語彙力強化にも繋がりますよ。

【英検1級とTOEIC】リーディングの違い

英検1級 TOEIC
問題数 42問 100問
試験時間 100分 75分

どちらも1時間を超える長丁場のテストですが、問題数が圧倒的に違いますね。

 

TOEICのリーディングでは時間内に問題を解けきれない…なんて声をよく聞きます。

 

他にも以下の点で異なります。

文章の難易度はTOEICのほうが優しい

英検は級ごとに試験内容が異なりますが、TOEICは全受験者が同じ試験を受験します。

 

英検一級のリーディングとなると英語上級者向けの試験内容になっているため、しっかり念密に対策をしないと、「一体何を言っているのかちんぷんかんぷん…」な状態になります。

 

加えて、アカデミックな内容も取り上げられるので、医療用語や歴史背景をわかっていないと回答しにくい問題も多々出題されます。

 

TOEICは、仕事で英語を使用する機会がある方はある程度イメージしやすい題材が扱われることが多いので、「一体なんのことをいっとるんや…」という問題は正直少ないです。

英検はリーディング試験中にライティング問題がある

英検では筆記試験の中に、エッセイ問題が入っているため、ライティング能力が求められます。

 

問われる内容も「死刑制度の是非」や「オリンピックにおける恩恵」といった、社会的な内容が問われるため、普段から新聞やニュースなどで時々英語に触れ、自分の考えをまとめておく必要があります。

 

TOEICには合否判定はないですが、英検1級で合格するには、ライティングの対策も入念に行う必要があります。

 

正直なところ、英検1級の合格を狙うのならば、ライティングでしっかり対策を行うと点数が稼ぎやすい…といった点もあります!

 

わたしはこのことに気づくのが遅かったので、皆さんはそんなことにならないよう、必ず事前に入念に対策をしておきましょう↓

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TOEICではリーディングで問われる能力が異なる

TOEICでは「限られた時間でいかに情報を正確に処理できるか?」ということが求められます

 

リーディング問題数も100問と多いため、TOEIC高得点者でも時間内に全ての問題をとくので精一杯で、見直す時間がないという方も多いです。

 

ビジネスの場では限られた時間で成果を出すことが求めらるので、そういった環境に即した試験だと思います。

 

新聞などで英語に触れておき、英語での理解力・処理能力を高めておく必要があります。

 

わたしは普段から週間発行の「The Japan Times Alpha」などで、英字新聞によるインプットを一年以上続けています。普段から英語にふれることで着実に英語力はあがっています。

 

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【英検1級とTOEIC】まとめると…

  • TOEICは英語力に加え、限られた時間で正確に情報を読み取る力も求められる
  • TOEICでは英語のアクセントの種類が英検に比べて多い
  • 文章の難易度はTOEICのほうが比較的優しいが、TOEICならではの単語もあるので単語対策は必須
  • TOEICではわからない問題を潔く捨てる気持ちが英検以上に必要

 

両方の試験でそれなりの結果を出そうと思うと、TOEICはTOEIC、英検は英検の対策をしっかりする必要がありますね。

 

英検1級をTOEICに換算すると?実際何点とれるの?

ここからは、公式な情報とわたしの個人的な経験の2点からお伝えします。

英検1級をTOEICに換算すると?CEFRでチェック!

先に結論から言うと、CFER*上で換算すると英検1級のTOEIC L&Rのスコアは「940点」になります。

 

CEFRは, 語学シラバスやカリキュラムの手引きの作成、学習指導教材の編集、外国語運用能力の評価のために、透明性が高く、分かりやすい、包括的な基盤を提供するものとして、20年以上にわたる研究を経て、2001年に欧州評議会が発表した。

※文部科学省「各資格・検定試験とCEFRとの対照表」より抜粋

 

文部科学省が示している、各試験・スコアがCFER上でどのレベルになるのか示した対照表では、英検1級はCFER上では「C1、B2」となっています。

英検1級をTOEICに換算すると?_

※「各資格・検定試験とCEFRとの対照表」より抜粋

 

ETSがまとめているTOEIC L&Rのテストに換算すると、

Listening Reading 合計
C1 490〜 450〜 940〜
B2 400〜 385〜 785〜

となっています。

 

英検1級をTOEICに換算すると?_

※TOEICテストスコアとCEFRとの対照表

ここから考えると、英検1級をTOEIC L&Rのスコアに換算すると

「785点〜990点」

になります。

 

ココ
英検1級の合格でもCFER上ではTOEICのスコアに幅がありますね。

 

英検1級合格後、TOEICで何点取れた?

前述のように、わたしは英検1級合格後に受験したTOEICでは920点という結果でした。

 

過去のTOEICの最高得点は925点だったので、それよりも下回る結果です。

 

正直なところ、今回のTOEICの受験中は、手応えもあまり感じず、

「下手すると900点もとれないじゃないか…」

と内心ヒヤヒヤしていました。

 

今回、久しぶりにTOEICを受験をして感じたのは、TOEICは「慣れ」が非常に重要な試験で、TOEICに特化した対策が必要だとということ。

 

模試で対策を続けるのに加え、わたしはスタディサプリのTOEIC講座の受講を始めました↓

 

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【英検1級をTOEICに換算】まとめ

ココがポイント

  • 著者は、英検1級に合格したのちに受験したTOEICでは920点を取得した。
  • CFER上では英検1級をTOEICスコアに換算すると785点〜とTOEICのスコアには幅がある。
  • TOEICは英検と取り扱う題材や出てくる語彙の種類も異なるので、高得点を狙うならTOEIC専用の対策が必須。

 

理想は、どんなタイプの試験を受けてもブレることない安定した英語力をつけたいです。

引き続きTOEICを活用して、英語力アップに磨きをかけていきます!

 

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ココ@英語に捧げる海外営業ママ

育休中に英検1級合格&TOEIC925点(リスニング満点)を取得。今はTOEIC990点(満点)を目指してます。仕事は海外を飛び回る総合職ママ。米&豪の交換留学経験あり。スタバ&自己啓発&ビジネス書が好き。

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