現在、二人目妊娠中でお仕事が辛い方にはこちらの記事もどうぞ。
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【2人目妊娠】フルタイムワーママがしんどい仕事をどう乗り切ったか
「妊娠中で仕事がつらい…でもなかなか仕事がへらない。みんな私が妊娠中ってわかってるのかな?」
といった疑問に、お答えします。
現在2人目を妊娠中で、産休まであと1ヶ月、ようやく先が見えてきたココです。
ワーママ・プレママ妊婦で比較的体調が良い方は、仕事を最後まで頑張ってしまう人も多いと思います。
私もどちらかというと、体調安定タイプでした。
ただ、妊娠後期が近づくにつれ、日々日々お腹がはり、動きにも制限がでて、自由に動かせない自分の体や体力低下にイライラしたり…
妊娠後期は毎日リアルに「時短ができないものか…」と考えていました。
今回、わたしの妊娠中の職場での経験と、それを通して学んだことをまとめました。
今、妊娠中でつらい方、悶々としている方の参考になれば幸いです。
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周りはあなたの妊娠のしんどさ・つらさに気づかないもの
妊娠後期ともなってくると、お腹が大きくなり、周りの人からみても「妊娠している」状況がわかりやすくなりますよね。
そうなってくると、例えばものを運んでいるときも「わたし・ぼくが運ぶよ」とか、急いで会議にいかなければいけないときも「走ったらだめだよ、ゆっくりね」って声をかけてくれることも増えると思います。
そういった気遣いや声がけって、不安定な妊娠中は特に嬉しいですよね。
だからこそ、
という期待に落ち入りやすくなります。
でも、体力的な面(物を運んだりとか)で助けられることはあっても、「仕事のしんどさ・つらさ」は、自分から声をあげないと、中々気づいてもらえません。
なので、今悶々としている方は一度「お腹が張って、腰も痛いし、足もよくつる。夜もよく寝れていない。体力的にも日々会社に通勤するだけでいっぱいいっぱいである」ということを伝える必要があります。
思わず「妊娠中なのでしんどい」と口にだした結果《経験談①》
2人目の妊娠時、1人目のお世話をしながらの仕事・育児に加え、年齢も重ね、1人目妊娠時と比較しても確実にしんどい状況。でも仕事は容赦なくふってくる。
毎日が綱渡り状態でした。
今思い返しても、よくフルタイムで乗り切ったなと思います…。
そんな妊娠後期のある日、とある業務を、管理職(A男さん)の男性に引き継ぐ準備をしていました。
彼に引き継ぐ業務は、
「2週間後のX月X日に正式に担当を変えましょう」
と事前に話をしていました。
ただ、妊娠後期に入り、予想以上に体力の消耗がはげしく、今からまたさらにお腹が大きくなって、どんどんしんどくなることが目に見えていました。
そんな中、正式な交代は2週間先としながらも、
と心の中で悶々としてました。 とにかく少しでも日々の仕事の負荷を減らし、毎日会社に来る体力と帰宅後の家事・育児をする体力を残しておきたい…そんな状況でした。 そこで、彼との引き継ぎの打ち合わせ中、遠回しに相談をしてみました。 いや、彼は全然悪くないんですよ(とっても優しい人なんです)。 実際、私は個人事情で休むわけやし。 そのとき、うちの部署は過去最大級の人員不足状態だったので、彼のその発言も理解できました。 ただそのとき、体力的にも精神的にもギリギリだった私は、その発言を聞いた瞬間「プツっ」となにか心の糸が切れてしまい、思わず と知らず知らずのうちに、思わず本音を口にだしてしまいました。 すると、それを聞いた彼は、 とあっさり私のわがままな要求を受け入れてくれました。 いや、何というか、私はどこかで期待して甘えてたんですよね。 「妊娠中であることは、皆の周知の事実だから、私がしんどいこともわかってるはず」と。 でもやっぱり声に出さないと、わからない。我慢し続けてても、ダメなんですよね。 なんかちょっとした出来事だったんですけど、自分は今しんどい状況にいることを察してもらうのではなく、「しんどい」と声をあげる重要性に、この時改めて気づいた次第です。 私の勤めてる会社では、産休前、上長との面談制度(人事同席)が取り入れられています。 先日この面談がありました。 今の上司は、付き合いも長く、お互いツーカーの仲だなと個人的に思っていました。 さらにこの上司は、わたしが申し訳なく(人員少ない中でこんな時期にごめんなさいと)妊娠報告をした時、開口一番、 と言い放った人。 ある意味、上司には恵まれてると思いました。 ただ、そんな素敵な発言をする上司とも、やっぱり考えのギャップってあるんだな〜…といういう話。 今回の妊娠報告時、2人目ということと、初期のつわりが若干きつかったこともあり、しんどいことは妊娠の初期段階から伝えていました。 なんとか綱渡りで会社に通い、幸い特に大きな問題も起きず、無事に産休に入ろうとしていたのですが、以前から、 「本当にこの上司は、私が今から産休に入ることをわかって仕事を振っているのだろうか?」 と不思議に感じていました。 というのも、この上司、産休ぎりぎりまで新しい仕事をどんどんふってくるんです。 と思っていました。 人事同席の面談中、復帰後に希望する勤務体系や育休中の連絡の取り方など、決められた質問にお互い答えていきます。 面談中、たしか、今の働き方についての質問の時だったと思います。 と上司が意気揚々と人事へ回答。 妊娠中、そんな自分の首をしめるようなことは言ったことないけど、確か一人目の育休復帰直後、色々焦っていた私は、以前の上司(今の上司とは違う人)に に近いことを言った記憶はある。 もしかすると、 みたいなやり取りが以前の上司と今の上司の間でもあったのかも… この時は、もうあと産休まであと少しだったのと、且つ仕事もいろんな人に引き継ぎつつある状況だったので、特に訂正はしませんでしたが、ようやく今までの疑問がクリアになりました。 確かに私自身、辛いとはいっても、今回の産前、仕事の負荷調整を上司に直接打診はしていませんでした。 つわり等々でつらいとは言いつつも、具体的に「この仕事をこうゆうふうに調整してほしい」といったところまで伝えないと伝わらなかったのかもしれないです。 且つ、一人目の育休復帰後のヤル気満々ベースで捉えられていたのも一因だと思います。 今の上司とはある程度コミュニケーションが取れていると考えていたけれども、そんな人とでも、自分の希望を具体的にしっかり言葉で伝えないとダメなんだなと感じた出来事でした。 自分の体調を客観的に見ながら、できるだけ早い段階で、上司・同僚と調整ができれば良いですね。 もしかすると、この記事を読んでいる方の中に、妊娠中の今、仕事をセーブせざるを得ない状況に、つらさを感じている方もいるかもしれません。 ただ、長い人生の中、妊娠・育休って一瞬です。 一人目の育休前、仕事をセーブせざるを得ず凹み続けるわたしに、 と先輩の女性社員たちは口を揃えて、わたしのあせる気持ちをなだめてくれました。 当時はそのアドバイスが中々理解できませんでしたが、一人目の育休復帰後、一通り働いて、ようやくそのアドバイスが身にしみて理解できるようになりました。 今あせったり凹んだりつらい方も、時間が経てば、「あんなこともあったな」と思える日が必ず来ると思います。 この記事が、現在妊娠中でつらい方の参考になれば幸いです。産休入るのに仕事をバンバンふる上司とその理由《経験談②》
まとめ
【2人目妊娠】フルタイムワーママがしんどい仕事をどう乗り切ったか